平成10年5月28日

400 MHz NMR利用案内

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通常時間帯予約時間帯があります。通常時間帯は当日の実験に合わせた測定時間を確保するためにあります(ルーチン測定)。中井研究室管理のVarian 300 MHz NMRの運用形態とほぼ同じと考えてください。一回の予約で確保できる時間は30分程度を目安にしてください。これは目安ですから時間帯や混雑の度合いによって多めに取りやすいとき、なるべく切り詰めたほうが良いときがあります。現段階では規定できませんので各測定者がよく周囲の状況を把握して効率的に運用するように希望します。鈴木教授室の前の予約表に各自書き込んでかまいませんが、書き込みは当日に限ります。

予約時間帯

はNMRを使った実験をするために設けました。予約表に赤字で記述してある測定が相当します。温度可変測定、他核種測定、経時変化測定の他時間のかかる2次元測定をこの時間帯に充てようと思います。予約可能な時間帯は下記のとおりとします。下記時間帯でも予約の無い場合には通常時間帯として運用します。

平日 13:00〜19:00

夜間 23:00〜翌朝8:00

土曜日 17:00以降

休日 終日

ただし、常温での経時変化測定等をする場合はこの限りではありません。その都度相談してください。

予約は勝手に書き込んではいけません。測定開始の3日前までに当番の者に申し出て時間を割り振ってもらい、指示に従ってください。

A NMRを使った実験をすべて夜間や休日に割り振るのは実験効率の維持、液体窒素の確保、サンプルの作成等の見地から好ましくありませんので平日13:00〜19:00の予約時間帯を設けました。とはいえ、この時間帯は他の測定者への影響が大きいので特に次のような申し合わせで運用したいと思います。

● 測定開始は13:00に固定します。

● 原則としてその場で操作しなくては継続できない測定にしてください。

● 最長6時間予約可能ですが、現実には3〜4時間程度に収めたいと思っています。サンプルや測定が複数で分割できる場合は分割してください。特に日頃怠っていた測定をまとめて実行するなどというのは健全な実験姿勢とは云えませんので他測定者への影響の少ない時間帯に回ってもらうことがあります。

● 予約のために申し出た時間と測定内容が適切かどうか判断するため測定内容を知らせてもらいます。他研究室についてはで当該研究室のスタッフあるいはスタッフが指名した人の判断によって決定します。

B 終夜測定をかけて帰宅する人は実験領域の5〜9を順に使い、翌日の朝8時までに積算が終了しているように設定すること。また、積算を継続している旨を指定の用紙に記入してコンソールの前に置いてください。翌朝は8時までに登校して終了操作をして欲しいのですが、前日遅くまで大学にいるから難しいのが現実だと思います。そこで、朝8時以降は次の測定者が積算終了を確認の上サンプルをはずしても良いことにします。